前記事からの続きです。

娘が救急車で運ばれたという病院へ向かう
途中、妻から連絡が入り、到着してすぐに
意識も回復して今は元気になったとのこと。

救急医療の担当医の話では、乳児の専門
病棟がこの病院にはないため、念のため
明日にでも再受診を…とのことでした。


翌日、会社に事情を説明して午前半休を
もらってから、近所にある総合病院へ。

この病院は定期検診、予防接種でお世話
になっているので、本当に家から近くて
よかったなと思います。


小児科医の診察中も、娘はいつもと変化
なく、先生や看護士の方にニコニコ愛想
を振りまいて、とにかくご機嫌な様子。

先生の診断でも、熱もないし、脱水症状
もないので今の時点では静観しましょう
とのこと。


ホッとして、先生に御礼をのべて
妻が娘に服を着せようとした時…。

突然、二回目の痙攣が襲ってきました。

この時の痙攣があと少しでも遅れて発症
していたと思うと、今でもぞっとします。


慌てる僕たち夫婦とは対照的に、
いたって冷静に処置を施す先生。

今でも妻と話しますが、この時ほど
医者という絶対的な存在をありがたい
と思ったことはないです。


痙攣が治まると、すぐに先生は乳児専門
の入院病棟のある慈恵医大へ転送を指示。

妻は娘に付き添って救急車で。
僕はいったん着替えなどを自宅
に取りに戻って、車で病院へ。

慈恵病院でもその後、診察中に三回目
の痙攣を起こし、僕たち夫婦は待合室
で待機という、非常に長く苦しい時間
を過ごしました。


この時の正直な気持ちは、

( とにかく死なないでくれ! )

という願いだけでした。


贅沢は云わない、とにかく生きてさえ
くれればいいし、高望みなどしないし、
神様がいるならば、本当に娘の命だけは
奪わないでほしい!と切実に願いました。


二時間ほど経ち、複数の専門医の方々に
付き添われ、ICUから出てきたときには、
何と言葉をかけたのか思い出せません。


診断結果と説明メモ。
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いわゆる乳幼児が起こしやすいとされる
ひきつけではなく、平熱のまま発症する
無熱性痙攣であり、この段階ではまだ、
これが「てんかん」なのか「乳児痙攣」
なのか判断が難しいとのことでした。


三日間の入院後、退院の許可が。
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辛くて苦しい三日間でしたが、まずは
娘が回復してくれたことが嬉しかった!

そして、痙攣が群発した場合の危険度は
高くなるそうで、ましてや0歳児だけに
薬への適応(副作用が一番怖い)も未知数
だったそうです。

娘の場合はこの薬が適応してくれました。
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このテグレトールという薬をあと二年間、
毎日朝晩、飲まなくてはなりません。


二年と聞いた時は、こんな小さな身体で
薬を投与される娘を不憫に思いましたが、
何より命を守るためだと夫婦で納得して、
毎日の日課にしています。


最後に少しほっこり話を。

僕たちは粉薬と聞いて、苦くて大変な
二年間が娘には待ち受けているのかと
絶望していましたが、そこは乳幼児用
の薬だけに甘味調合されているみたい。
( よく考えたら当たり前ですよね )


娘も今では、僕がビールを呑むように
ゴクゴクと美味しそうにイッキ飲み♪

すごくお利口さんで助かります☆


hidechichi


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